山登りを始めたい…!
そう思ったのはいいけど、必要な道具や服装が分からない人、揃えようと思ってお店に行ってもたくさんあって分からない人いますよね。
私がそうでした。
登山経験者に聞くのがいいのですが、その経験者の方が一番だと思っている服装や道具をオススメされるので、「ちょっと興味を持っている」程度の私には難しく聞こえてしまいました。
まだ登山を趣味としてやれるかどうかは不安だけど、「山登りってどんな感じかな、山頂に行ったらどんな景色かな」くらいで、最低限必要だったものを紹介していきます。
もくじ
山登り用の服装は何が特別?
快適に山登りをするには、「体をドライに保つ」ということが最重要事項になります。
なぜ、ドライに保つことが重要なのか?
汗をかくと衣類が濡れますが、濡れたままでいたり、乾きにくい素材だと、触れている体がどんどん冷えていってしまい、動けなくなっていきます。
これ、遭難でよくあるパターンなのです。
そのため、山登り用のウェアは重ね着する階層ごとに異なる機能性に特化しています。
山登りはどんな服装?最低限必要なアイテム8選
遭難でよくあるパターンと言いましたが、全て登山用のウェアを準備する必要はありません。
汗をかく前に体温調節をすることを注意しながら山登りを楽しみましょう。
山登りを趣味にすると決めてからでも大丈夫です。
ユニクロやGUで買えるもの、普段スポーツで使っているもので代用しましょう。
最近は、ワークマンプラスで機能性の高いアウトドア製品が販売されており、安価なので活用しやすいです。
レインウェア
レインウェアは、どんなに晴れていても、必ず持ちましょう!
レインウェアと言っても、雨だけじゃなく、風を防いだり、寒かった時の体温調節で上着として使います。
通常の雨ガッパでは汗で濡れてしまうので、登山用のレインウェアは透湿性という、体から発生する水蒸気を外に逃す機能があります。
ただ、高価なんです…レインウェア。
安いものでも、上下セットで1万円前後します。
ただ、登山を続けられなくても、キャンプなどのアウトドアや野外活動に何かと便利です。
私は、アウトレットモールに行き、日本製のモンベルで揃えました。
店員さんに相談できますし、運が良ければ型落ちが割安で手に入ります。
レインウェアだけは、代用せず購入をオススメします。
乾きやすい長袖Tシャツ
山登りでは、汗や雨や霧で濡れるので、すぐに乾く素材であることが必須です。
綿は避けて、化繊のスポーツTシャツ、ユニクロのドライTシャツ、ワークマンプラスのブロックフリーストレッキングハーフジップで代用できます。
夏でも枝などで傷を作らないように長袖を着ます。
重ね着する半袖Tシャツ
長袖Tシャツ1枚でも大丈夫なのですが、何となく体の線が出るのが恥ずかしくて、もう1枚半袖のスポーツTシャツを重ね着しています。
山登りしてみて、この重ね着で多少の寒さや暑さが調整できて、体温調節が楽でした。
これも、長袖Tシャツ同様に、綿を避けて、化繊のスポーツTシャツやユニクロのドライTシャツで十分です。
防寒着
地上より山の上は気温が下がることが多いです。
レインウェアの上を羽織ってもいいですが、長袖Tシャツの上に着れる長袖1枚をザックに入れます。
普段使っているトレーナーやフリースで十分です。
私の上半身フル装備は、長袖Tシャツ、半袖Tシャツ、フリース、レインウェアとなります。
動きやすいズボン
上半身と同じように乾きやすい素材で、さらに動きやすいものを履いていきましょう。
ジャージで構いません。
私はGUのランニング用のスパッツに、キュロットで登りますが、天候によってはかなり寒いので、動きやすいジャージ素材のジョガーパンツを持っていました。
さらに寒くなったり天候が崩れてきた時用に、レインウェアを忘れず持って行き、重ね着するようにしてください。
私の下半身フル装備は、スパッツ、キュロット、ジョガーパンツ、レインウェアとなります。
運動靴
登山靴は、初心者向けでも1万円以上はします…本当に最初びっくりしました。
初心者向けの山なら、滑りにくいジョギングシューズなど運動靴で代用できます。
ワークマンプラスでもアクティブハイクというアウトドア用の靴が販売されていたのですが、オンライン入荷未定なほど人気です。
山登りを趣味にする!と心に決めた日には、まずは登山靴から買いましょう!
靴下
山登り用の靴下は厚めでクッション性があります。
もし、登山靴を買うのであれば、必ず靴下も同時に購入し、実際に使う靴下を履いた上で、登山靴をフィッティングしましょう。
ジョギングシューズで行く場合は、持っている靴下の中で一番厚めでクッション性の高いものを選びます。
スポーツ用の乾きやすい靴下でも代用できます。
滑り止め付き軍手
意外と手を岩についたり、枝を掴んだりということがあります。
出発の時からしていかなくてもいいのですが、ポケットに入れておくと便利です。
あと、上に行くほど気温が下がるので、保温にも役立ちます。
ただ、濡れると素手より冷えるので外してくださいね。
山登り用のグローブもありますが、季節によって使い分けがあり、優先度が高くないので、必要になってから揃えるで大丈夫です。
山登りの服装まだ購入できない?レンタルもできる!
長袖Tシャツは用意必要ですが、他に高価であるレインウェアや登山靴、靴下、防寒着などはレンタルできるところがあります。
レンタル料金は登山日数のみでカウントや利用日の3日前にはお届け、コールセンターで登山専門スタッフに何でも質問できたりします。
道具で必要なザックやヘッドランプ、あると便利な機能性タイツも付いているセットもあるので、使ってみて良かったら、同じものの購入を検討してみてもいいかもしれません。
山登り始めたいけど不安?装備込みのツアーで安心!
どういうタイミングで重ね着を増やしたり減らしたりしているのか不安な人もいらっしゃいますよね。
もちろん、最初から1人で行こうという人は少ないと思うのですが、装備のレンタルも付いている山登り初心者向けツアーがあります。
これであれば、1人でも参加できますし、スタッフが付いていることも多いので、不安なこともツアー内で聞いたりできます。
何より、実践で使いながらなので、分かりやすいですよね。
肌に触れるもの(長袖Tシャツや靴下等)はレンタルに含まれていないことが多いので、ツアーごとに確認が必要です。
まとめ
・快適な山登りには「体をドライに保つ」ということが最重要事項
・山登り用のウェアは重ね着する階層ごとに異なる機能性に特化
・全て登山用のウェアを準備する必要はありません。
汗をかく前に体温調節をすることを注意しながら山登りを楽しみましょう。
・高価なアイテムに関してはレンタル品もあり、購入前に検討ができ便利
・装備レンタル込みの初心者向けツアーもあるので1人からでも参加できる。
ご紹介したアイテム8選は、あくまでも、最低限な服装リストです。
このリストも季節や気温、山のハードさによって、いろいろと工夫も必要です。
あなたならではの服装を探してみてください。