妊活|いつがベスト?不妊症検査の初診を受けるタイミングはここ!

少しずつ漢方の効果を感じてきましたが、なかなか妊娠が叶わない。

何が足りないのか。

漢方で必ず妊娠するわけではない、妊娠を必ずする方法はない、ということは分かっていてもネット検索をしてしまう毎日。

今の身体状態が妊娠に適しているのか、何が悪いのか、不妊治療専門クリニックへ初診受けてみた結果をご紹介します。

   もくじ

漢方だけで妊活に効果がある?

漢方に限らず、何かだけを取り入れたから妊娠に繋がるということは難しいと感じています。

漢方=漢方薬ではなく、古代中国医学が日本に渡り日本の風土や気候に合わせて発展した日本独自のものです。

自身の身体の力を底上げし、「未病」といわれる「なんとなくだるい」「疲れやすい」「手足が冷える」などを改善する自然治癒力を高めていくことが漢方の役割なのです。

ということは、漢方には妊娠するための不足している身体の自然治癒力を補い底上げしていく効果があると考えます。

漢方相談で自分の不足しているものは何かを知り、自然治癒力を底上げをし、整った身体で不妊治療前の不妊検査を活用していくことが近道だと感じます。

不妊症検査って何するの?

不妊治療に入るために不妊症検査をしますが、どんな検査をどのようなタイミングで行うのでしょうか。

下記の検査は、一度にすべて行うというわけではなく、身体の状態を見ながら同時に行えるものは行い、結果を見てから違う検査をし、原因を探していくということになるかと思います。

もっとも基本的な検査は基礎体温測定のため、初診時に基礎体温表の持参を求められることが多いです。

いつでも行える不妊症検査

【基本的な不妊症検査】

 

・基礎体温測定 ・問診 ・視診 ・内診

・腟スメアの細菌学的、細胞学的検査

・子宮内膜組織検査

・腟鏡診 

・直腸診 

・卵管疎通性検査 

・頸管粘液検査 

【いつでも行える不妊症検査】

 

・性感染症検査

 卵管性不妊症の約半数はクラジミア感染症が原因のため、抗原検査と抗体検査の2種類あります。

 

・甲状腺機能検査

 甲状腺機能の亢進は排卵障害の原因となるため血液検査でホルモンの値を調べます。

 

・空腹時血糖測定

 糖尿病は排卵障害の原因の1つになるため血液で血糖値を調べます。

 

・抗精子抗体検査

 精子が正常に子宮に進入しない場合、精子の運動の邪魔をする物質がないか検査をします。

月経周期に合わせて行う不妊症検査

【月経開始3〜5日】

 

・ホルモン測定:

 卵胞を成熟させるFSH、排卵を促進するLH、排卵を抑える働きがあるプロラクチンを測定

 

【月経開始7〜10日】

 

・子宮卵管造影:

 X線撮影で子宮や卵管の形態、機能の異常などを検査

 

【月経開始12〜15日】

 

・ホルモン測定:

 プロラクチンと排卵を準備する働きがあるエストロゲンの分泌量を測定

 

・超音波卵胞計測:

 超音波を卵胞にあて大きさなど発育状態を検査

 

・頸管粘液検査:

 精子の通過性を高める頸管粘液の量や状態を検査

 

【月経開始20〜22日(高音相6〜8日)】

 

・ホルモン測定:

 妊娠の準備をするホルモンといわれるプロゲステロンの分泌量を検査

 

・子宮内膜組織診断:

 子宮内膜組織の状態を診断

 

特殊な不妊症検査

・内分泌学的負荷試験 ・性腺系ホルモン測定

・副腎皮質機能検査 ・頸管粘液の精子適合試験

・内視鏡検査・卵巣組織学的検査・染色体検査

夫の基本的な不妊症検査

・問診 ・視診 ・触診 ・精液検査

・性腺ホルモン測定 ・精管精のう腺撮影

・睾丸組織学的検査 ・染色体検査

不妊症検査、初診を受けるタイミングはいつ?

あまり考えずに、不妊クリニックの初診予約を入れてしまったのですが、月経が始まってしまったため行っていいものか電話でクリニックへ確認しました。

初診時だから、月経時は避けてほしいようなことはないということだったので安心して伺いましたが、上記の不妊症検査を見ると、月経であれば他の検査をすることになるので、初診のタイミングはいつでも問題ないです。

ただ、私の検査進め具合を見ると、月経開始時に検査開始する場合、周期開始から身体を診てもらえるので自分でも分かりやすく感じました。

初診の内容

Web予約時に、私たち夫婦の年齢や今まで行なった風疹検査(128倍)とAMH検査(値1.57)の検査結果、夫婦でどこまで計画しているかの問診入力がありました。

当日は、基礎体温表を受付で提出し、コロナ感染予防のため体温測定と今回の問診希望内容を記入して待機です。

初診時に月経4日目だったので、問診や基礎体温測定の確認の他に、ホルモン測定のための採血をして終了。

問診時に、次は性感染症の検査しましょうということで、この日の検査結果の出る1週間後に再診予約もしました。

なんだかんだ、クリニックを出るまでに1時間ほどかかりました。

初診時かかった費用

保険適用の3,090円でした。

クリニックや一緒に行える検査にもよると思いますので、ご参考程度に。

まとめ

まず、かなりの不妊症検査の数がありますが、すべてを受けなければいけないというわけではありません。

1つ1つ検査を行い、結果によって原因を疑われる検査をしていくということで大丈夫だと思います。

先のことが心配になりますが、医師が先の検査を提案しないということはまだその段階ではないということだと考えますし、心配で仕方ないときは「この検査はまだ不要かどうか」を聞いてみるというのもいいかもしれません。

不妊症だと確定されてしまうことに不安を抱くことが多いかもしれませんが、原因が判明すれば対処できる治療をどこまで行うかを考えられます。

授からないまま1年経ってしまった、不安になっているということであれば、不妊の専門外来を受診することをお勧めします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です